【麹のお勉強 part.4】
前回触れたのは“脳腸相関”についてでした。
脳と腸はお互い密に情報を交換し合っていて、
腸は「第2の脳」とも呼ばれるほど
重要な器官だということがわかりました!
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今回も脳と関わりのある「ストレス」について。
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新潟大学大学院医歯学総合研究科の岡本准教授と柿原助教が
行われた研究で、
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米麹の摂取がストレスによる不安や痛みを軽減する可能性がある
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ということが明らかになったという記事を見つけました。
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ストレスを軽減する働きがあるのは
“エルゴチオネイン”という成分だそうです!
このエルゴチオネインは、希少アミノ酸の一種で、
キノコや一部の微生物(もちろん麹菌もその1つ)
だけが産生できる天然物。
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ヒトがエルゴチオネインを取り込むには、
キノコや麹発酵食品などから摂取するしかないようです。
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マウスによるストレスモデル実験で、
米麹を毎日投与することでわかった結果が・・・
「米麹が神経活動に良い影響を与え、
行動レベルで、うつ症状や痛みを抑制する」
という内容でした!
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岡本准教授はまとめとして、
普段からの食生活に発酵食品を取り入れることが
ストレスによる影響に対処する一助になるとも
言われていました。
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じっくり自分自身の体内から
起こしていく変化なので、
普段の食生活で続けることが大事ですね。
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「継続は力なり」

6ヶ月前